共有名義とは?
共有名義とは、一つの不動産を誰かと共同で持っていること。共有名義で不動産を持つといったケースは、『夫婦でお金を出し合って購入した不動産を共有名義で持っている』といった場合や『親の資金援助を得て不動産を購入し、親との共有名義で持っている』また、『親からの不動産を兄弟4人の共有名義で相続した』などのケース。
実家の建物と敷地を兄弟で共有名義にしている不動産があって、これを担保としてお金を借りることができるのか?
空き家となった建物を不動産担保ローンの担保にする場合、共有名義にしているため名義人全員の承諾が必要とのこと。自分と相手で9:1の持ち分であったとしても、相手の1割の持ち分を無視することはできないので、共有名義人にも内緒で不動産担保ローンを利用したいと思っても、共有名義だと内緒で借りることはできないのが実情。また、金融機関によっては、共有名義人の同意のあるなしに関係なく取り扱いしないというところもあるとか?!
共有持ち分ってなに?
共有名義には『持ち分』というものがあり、自分の名義となっている部分の不動産のこと。例えば2人で共有名義にしている場合、不動産の持ち分が5:5の場合もあれば、7:3や9:1といったケースもある。
ユニバーサルコーポレーションの方に聞いてみた!


自分の所有分でお金が借りれる!
銀行などは共有名義の不動産での不動産担保ローンは扱っていないところが多く融資が受けられないこともあるが、不動産担保ローンを専門に扱っているところでは共有名義の不動産に対応してくれるところもある。その中でも持ち分融資に対応してくれるところであれば、共有名義人に了解を得なくても不動産担保ローンを借りることが可能になるとのこと。
共有名義の土地でも不動産担保ローンの取り扱いがあるところはこちら>>
共有名義の自分の持ち分の範囲内であれば、共有名義の相手に知られずにお金を借りることができる!!
自分の持ち分でいくら借りれる?
自分一人が所有者の場合、不動産担保ローンで融資してもらえる金額の相場は、不動産評価額の7割前後。しかし共有名義での所有の場合、所有の比率で割ったより、融資額が少なくなるので注意!担保となる不動産の評価額が高ければ、持ち分だけの担保でも希望額を借りれる可能性はあるとのこと。