不動産担保ローンの現地調査とは?
机上評価に問題がなかった不動産は、借り入れの本申込を受けると物件の現地調査へ(最初から借入本申込みをして即物件調査を行う場合もある)。現地調査を行った上で、融資審査に必要な物件調査書が出来上がることになる。
物件調査の主な内容
現地調査
駅からの距離、交通機関、周辺施設の状況を把握
接道道路の幅員や間口の確認
隣接建物との境界、越境物の確認
建物の状況(屋根・外壁・基礎など修繕状況、増築や未登記部分など)を把握
写真撮影(担保物件、接道、周辺環境など)
法務局調査
登記簿謄本取得(所有者の確認や権利関係の確認など)
公図や地積測量図、建物図面等の各種資料を取得する
役所調査
都市計画関係、建築関係、道路関係など法令上の制限の調査
区画整理事業内容、計画道路、建築協定の調査
近隣の不動産業者の聞き取り
類似物件の実勢価格、取引の状況などの調査
近隣の不動産取引状況の把握
対象不動産がマンションの場合には、管理費等の金額や滞納等の調査も行い、これらを調査結果として物件調査書を作成し、物件評価額を算定することになる
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