総務省は、4月の労働力調査によると完全失業率が2.6%だったことを発表。2017年12月以来2年4カ月ぶりの高水準となったよう。新型コロナウイルス感染症の影響で宿泊・飲食・サービス業を中心に失業者が増えたほか、仕事を持ちながらも仕事をしていない「休業者」が過去最多となったもよう。
☆完全失業者数(季節調整値)は178万人(そのうち自己都合による「自発的な離職」は1万人減ったものの、「新たに求職」する人が7万人増加)
・男性の完全失業率(季節調整値):前月に比べ0.2ポイント上昇の2.9%。特に15~24歳で失業率の上昇が目立った
・女性の完全失業率(季節調整値):前月から0.1ポイント上昇の2.3%
全体の就業者数(季節調整値):107万人減の6625万人
※減少幅は1963年1月以来の大きさになったもよう
※雇用者数(季節調整値):105万人減の5949万人
※非労働力人口(季節調整値):94万人増の4274万人